そんな中、今まで私たちが経験した事のない『コロナウイルス』の出現により、子育て支援業界における環境も大きく変化してきております。先の見えない不安感からの更なる出生率の低下、勤務形態の変革や「密を避ける」ための保育ニーズの低下により、定員割れを起こす保育園も散見されるようになってまいりました。

この様な社会的背景により、ここ数年来の「帳尻合わせの新設保育園の整備」から、根本的な「保育の質」が問われる時代になったと言えると思います。『生き残りをかけた競争の時代』が始まった、と言っても過言ではないでしょう。利用者様から選ばれるために保育事業者が強く意識すべきは「家庭になりかわり安心して子育てできる保育環境作り」にあると私は考えます。